売り優勢で10万ドル割れも目先買い戻しか?ビットコイン来週の展望【11/9-11/15 Bitcoin】

ビットコイン

ビットコインは10月の月足陰線が投資家心理に影響し、ショートと利確売りが強く10万ドル割れ。チャート的には目先買い戻されそうなので突っ込みショート注意。

ビットコイン週の展望

2025年11月9日から2025年11月15日までの想定レンジ

来週のビットコイン想定価格レンジは108500ドルから97000ドルです。ちなみに現在の価格は101900ドルで、先週から8900ドル安。オワタ。

先週はウェッジ想定で様子見推奨でしたが、週明けからいきなり裏切り下落でウェッジ下抜け。しかも売られ続けてあっさり10万ドル割れ。

しかし10万割れからは98900ドル付近の買いが強く、それ以上の下落は阻止されました。

基本的に、10万割れなどの節目を割る時は2%未満でいかに買いが入るかが重要で、今回は98000ドル台の固さが堅めなので目先は価格回復できそうです。

一方で中期的には12月が年末相場で買い圧一気に抜けやすいので、11月中旬以降にロングは逃げ場を探す展開となりそうです。

ビットコインの引き際をどうするか

ご存知の通り、仮想通貨は4年サイクルでバブルが訪れ、翌年は暴落するので有名です。

とは言え、毎回その通りのアノマリー(特に理屈が無い法則性)が発生するとも限らず、どこで逃げるかはとても難しい問題です。

来週10万7000ドルまで価格上昇できた場合、このあたりの価格がロング利確やショートの目安となりそうです。

トランプ相場は色々と政治都合で相場が操縦されて混乱が多いので、不意討ちで追加上昇の可能性も否めませんし、このままズルズル11万ドル回復せずに一旦の大相場終了のシナリオも濃厚となってきました。

想定困難な相場でどうするべきか

基本的に、このような想定困難かつ、リスクの大きい状況では「とにかく欲張らない」ことが重要です。

ポジションが大きい方は3分の1とか、半分利確などでリスクを減らし、万が一爆上げ時には残りのポジションで楽しむぐらいがオススメです。

10万ドル台でも後から見れば全利確で悪くない価格帯だったりします。

過度に悲観になるのも良くないですが、そろそろリアルにリスクを想定する時期になっています。

はっきり言ってとても難しい状況ですので、バクチをせずにリスクとリターンを平坦化する戦略が良いです。

アルトコインの展望

全体的に下降トレンドでズルズル下落しがち

今週のチャートはXRPの日足チャートを用意しました。

XRPリップルはヨコヨコにも見えますが、かなりの下降チャネルです。しかし来週は一旦2.5ドル回復しても良いと思っています。

2.5ドル付近が逃げ場になる可能性もあるので、価格回復しても判断を迫られると思います。

HYPEはわりと買いが強く、トレンドも上昇基調のため、もう一発買いが入っても良さそうです。

SUIスイはモロに下降チャネルでズルズル下落しがちな困ったチャートになってきました。テコ入れの買いが入ってくれないか。

週の展望投資レポートは毎週更新しますa

ビットコインバブルも終盤になってきました。

資産家は利確・逃げ場・ショートブチこみ戦略・ショート踏み上げ戦略など思惑交錯で引き続き想定が難しくなってきます。

仮想通貨の未来に期待をしつつも、目先の相場波乱には気を付けていきましょう。

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