一目均衡表は意味ない?ビットコイン用の超実践的解説で直観的に理解しよう

トレードノウハウ

一目均衡表は仮想通貨の爆上げに乗るための必須テクニカル分析です。この記事では初心者向けに直観的でわかりやすい実践的一目均衡表の使い方を解説します。

まどか
まどか

一目均衡表ってテクニカル分析で有名だけど難しいのよねぇ。
基準線とか雲とか・・・。用語覚えらんない。

MOFTY
MOFTY

・・・雲だけわかれば十分だよ。
それで一目均衡表を使ってチャート分析成功できるように解説する。

まどか
まどか

助かるー!
それじゃあいってみよー!

一目均衡表とは

日本人が1930年代に考案した世界標準のテクニカル分析

投資経験がある人は「一目均衡表」「雲」「三役好転」といった言葉を聞いたことがあると思います。

これは、「移動平均線」や「RSI」と同じように「一目均衡表」というテクニカル分析で使われる用語です。

筆者もビットコインやその他仮想通貨、株が大暴騰した時に投資レポートやニュースで「雲を上抜けて勢いがついた」など、後から「一目均衡表がわかっていれば爆上げに乗れたのに」という経験をしたことが何度もあります。

一方で、実際に「雲を上ブレイクしそうだからロング!」といった形で一目均衡表を爆益GETに活用成功したことも数多くあります。

海外でも「ichimoku cloud」の名称で広く使われている

一目均衡表は日本人が考案したものですが、日本国内だけで使われているものではありません。

あまりに強力なテクニカル分析のため海外でも一目置かれ、「ichimoku cloud」としてその名を轟かせていますし、実際にTrading Viewなどの国際的チャート分析ツールでも「ichimoku cloud」を使うことができます。

用語がたくさんあって難しい

一目均衡表は、移動平均の理論を複雑に拡張した独自のフレームワークです。
「雲」、「基準線」、「先行スパン1」、「先行スパン2」、「遅行スパン」、「転換線」など複数の専門用語があり、その定義も複雑であるため結局一般の投資家は使いこなすことができない=「一目均衡表は意味がない」と考える人も多いでしょう。

しかし、実際のトレードにおいては一目均衡表の雲を理由に相場が大きく動くことが多く、「爆益」と「爆損」のきっかけになる重要指標となっています。

要点を押さえれば簡単に使いこなせる

一目均衡表は、要点を押さえれば「爆益」「爆損」のきっかけを簡単に判断する強力なツールになります。

そこで今回、筆者は実際の仮想通貨トレード中に体で覚えた一目均衡表のノウハウをわかりやすく解説します。

これだけ覚えよう!一目均衡表の実践的使い方

「雲」だけ覚えていれば一目均衡表は強力なチャート分析ツールになる

「雲」はTradingViewなどのチャート分析ツールでチャートに適用すると「色で塗りつぶされた領域」として表示され、「一目雲」(いちもくうん)などと呼ばれます。

また、TradingViewでは緑色の雲や赤い色の2種類の雲があります。
結論から言うと、見るべきポイントは、こちらです

1.緑と赤の2色の雲が存在する
2.雲は厚い部分と薄い部分がある
3.緑と赤の雲の継ぎ目は特に薄い

これからポイントごとに詳細に解説していきます。

1―1:厚い緑雲の特徴-上から雲の中に入ると一気に下落し、乱高下する

ビットコイントレードにおいて、ロングポジションで爆上げに乗った後横ばいのレンジ相場が続き、さらなる上昇に期待していると右下エリアに厚い緑雲が出てくる・・・というケースが良くあります。

このケースでは値動きが極端に2分します。
たいてい、雲に突入せずに爆上げるか、ズルズル下げて雲に突入するか、です。
雲に突入する手前では下落は限定的で、下げにくい状況が続き、雲に突入した途端、一気に大きい陰線が出ます。

ですから、大損を避けたければ緑雲は常に注意する必要があります。

1-2:厚い赤雲の下にローソク足がある時、爆上げが強烈になる

一般的には、赤雲の下に価格がある時、さらなる大急落の予兆となります。
しかし、ビットコインが大局で上昇局面の場合、厚い赤雲を一気にバーン!と上凸してブレイクするという爽快な現象が乱発されます。
この時に教科書通りに「厚い赤雲でショートぶちこみ」のトレーダーは猛烈に焼かれて終了します。

2:厚い雲に突入すると、乱高下の波乱に

現実世界の飛行機においても、積乱雲などの大規模な雲の中は乱気流となりますが、相場の世界においてもこれは同様です。

ローソク足は基本的に雲を回避するように抵抗しますが、一旦雲中に入った途端、ボラティリティが大きくなって価格が乱高下します。

3:チャートは雲のねじれに突撃しがち

緑と赤の雲の継ぎ目は雲が薄くなり、これを「ねじれ」と呼びます。

チャートが雲のねじれの上空にある場合、一気に急落して貫通しようとする傾向があります。

ビットコインにおいては、貫通するような急落はあるものの、未遂に終わって大きく買われることが多いです。

一目均衡表の雲は超重要!

ビットコインのチャートにおける雲の位置付けは特殊でわかりやすい

ここまでの話で分かる通り、相場の大きな変動のきっかけには頻繁に一目均衡表の雲が登場します。

雲の対処レベルが上がるほどロングで爆益を得られやすくなり、ショートで爆損するリスクも回避できます。

株式やFXで雲を知っているという方も、ビットコインはかなり特殊な雲の対応が必要になるため対応が難しいと思います。

チャート分析では常に一目均衡表を表示しよう

仮想通貨、特にビットコインにおいて一目均衡表は超重要なテクニカル指標です。

常に表示し、厚い雲に注意しながらトレードしましょう。

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