ビットコインは急激な上昇ラインをサポートとして97900ドルまで上昇するも、チャート形状は爆上げしにくい。一旦サポートを割れてしばらく経過すると一気に9万ドル付近へすんなり下落しそう。
ビットコイン週の展望
2025年5月4日から2005年5月10日までの想定レンジ
来週のビットコイン想定価格レンジは89000ドルから99500ドルの間で推移する想定でいます。ちなみに現在の価格は95500ドルで、先週末とあまり変わらずの状況。
先週は一旦の調整を希望していましたが、想定に反してBTCは踏み上げを維持し、水曜日に急激な上昇ラインに向けて急落するも途中で一気に買い上げられ、92900⇒97300へ急上昇しました。
しかし、爆上げしにくい形のため結局95000から98000付近まで上凸のコブを作って再度95500まで下落しています。
CMEの窓が下方の91800で埋めないまま調整不足

現状認識としては、調整無しに一気に上げすぎてトレーダーがみんな困っている状況だと思っています。
BTCセリングクライマックスの74500ドルから先週高値の97900ドルまで23400ドル一気に上昇しており、半値は86200ドル、3分の2でも90100ドル。いずれの値にも到達せず、93000までしか下落していません。
しかし、来週あるいは5月中旬までには、一旦の9万ドル付近への下落は達成すると考えています。
中期的にバブル上昇を望みつつ、なぜ目先下落を望むのか
一気に爆上げて買えなかった人の禍根が残る
ビットコインは世界中で人気の投資対象であり、爆上げ前に大量に持っておきたい向きがたくさんいます。
そのため、あまり調整せずに一気に上げてしまい買う機会を逃すと、多くの人が「ここで買いたかったから売りブチこみたい」という発想になり、禍根を残してATH更新が難しくなる傾向があります。
もちろん、ショートをブチのめし続けるのがBitcoinであり、BTCバブルなのですが、ある程度多くの資産家の共通認識ラインまで調整が来ないと手放しで今後の爆上げを喜べない事情があります。
特に、CMEの窓が91800に空いたままですので、このままだと何かネガティブファンダがあった時に一気に91800まで暴落するリスクを抱えたまま「やったー、10万ドル越えたー(棒)」という喜び方をすることになります。
意地悪踏み上げ、相場操縦は仮想通貨の常識
別の視点では、アメリカの5月3日自動車関税発動までビットコインが異様に買われ続けて暴落とチャート崩壊を拒否したとも言えます。
ビットコインファンの大資産家はチャートが壊れそうになると「むうぅぅううん!」と本気出して大きな買いをブチこむのがBitcoin相場の伝統です。
他方、踏み上げとバブルフェイントで個人投資家がシビれを切らして高値ロングを増やしてしまうと、あっさり1万ドルぐらい下げてロングを消しにくるのも仮想通貨の伝統ですので、うまく立ち回る必要があります。
来週のトレード戦略
まずは落ち着いて下落を待つ
個人的には75800ロング爆益ですが、両建てショートも一定数しくじっているので90800ドルでショートを決済したいと思っています。
新規ロングも90800ドルあたりが確実に買えてリスク限定的の良い価格と見ています。
また、希望としては87300ドルぐらいまで一瞬下ヒゲで売りをブチこんでもらいたいので、余力がある人は88300ドル付近でロング指値しておくとおいしい良いポジションがGETできるかもしれません。
ブログの週の展望は毎週更新します
ビットコイン週の展望投資レポートは、私が自分自身のために毎週末にしっかり考察して惰性感覚をリセットし、新たな投資戦略を立てることが主目的となっています。
また、この内容を広範囲に公開して楽しんでもらうためにブログ記事にもしていきます。
毎週日曜に更新していきますので、よろしくお願いします!
コメント